あん摩マッサージ指圧師の年収って実際いくらなの?
年収を上げるにはどんな方法があるのか知りたいです。
こういった疑問に答えていきます。
私はマッサージ歴8年
現在は個人で鍼灸マッサージ師として訪問マッサージを中心に活動しています。
この記事を読んでいる方はあん摩マッサージ指圧師の資格を取ろうか悩んでいる、またはこれからあん摩マッサージ指圧師として仕事を考えている人もいるかと思います
ですので、主に私が会社員として働いていた実体験から解説していきます。
あん摩マッサージ指圧師の年収は約350万円です
この年収の数字は私が実際に勤務してた企業の1つの年収です。
他のサイトに限らず厚生労働省のホームページには平均約430万円〜と書いてある情報が見られます、これはおそらく会社員だけでなく、業務委託や個人経営でやっているマッサージ師の年収も計算に含まれているため、100近くの差が起きているかと思います。
私が複数勤務してた会社のうち1つを紹介してます。
給与が約27万円、手取りが約21万前後です。ボーナスは良くて約30万円、コロナ禍で3万円)
年収に換算すると約350万円になります(ボーナスはない方が多かったので年収に含めてません)
具体例
基本給→20万円(会社によって17万~21万と幅があります)
資格手当→3万円「あん摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師それぞれに1万円」
家族手当→5000円「子供1人に対して5000円」
施術手当→5000円~「一定の売上に対して上がります」
猛暑、極寒手当→1万~2万円「真夏、真冬の時期で一定の気温に達して、その期間が半月以上あった場合に支払われる」
休日手当→1万円~「祝日や土日に勤務した場合、マッサージ1件1500円~1700円の計算」
勤務長請求→3万円「残業代、昼食手当が一緒に含まれてます」
結論、基本給のみで後は売上によって、給料が増える会社もあれば
色々な手当があり、プラスアルファで売上によって給料が増えるというように企業によって様々なやり方があります。
全国の平均年収はどうか?
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、全国のあん摩マッサージ指圧師の平均年収は430万円と出ています。月収では27万円と出ています(令和6年度)
よくある質問:地域によって収入の差はありますか?
あるけど、そこまで大きい差はありません。
理由はマッサージ料金が基本的に全国一緒だからです
あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師は医療保険を使って仕事します。その医療保険(社会保険)は国のお金でもありますので、料金設定をそれぞれの会社が決めることができません(医療保険を使う業界全般)
厚生労働省が2年に1度、料金を決め、その料金をもとにそれぞれの企業が仕事していきます。
ですので結論は、収入の差が出るのは単純に患者さんの数が多いとか、鍼灸や温罨法などを使っているなどから収入の差ができると思います。
個人事業主や開業して1人でやっているマッサージ師の年収は?
これは売上に対して何パーセントが収益になるかによって変わります。
例えば、月に100万円の売上があるとします
会社員では100万円売上ても給料は手取り30万円ちょっとです。
業務委託をやる個人事業主は一般的には売上の60%が収入になります。
つまり60万円が収入です。
業務委託をせず営業から事務、マッサージ業務を1人でする人は売上の全てが収益です。
100万円が自身の収入になります。
年収に換算すると…
会社員 →360万円
業務委託→720万円
個人経営→1200万円
毎月100万円を売り上げるのは、かなり大変ですが可能性がゼロというわけではありません。
仕事量とリスクを自身でどれだけ負えるかで収入の差が出ます。
それぞれの働き方のメリット、デメリット
会社員の訪問マッサージ師
メリット
・収入が安定している
・マッサージ業務と報告書作成までの仕事量なら、ゆとりを持って仕事ができる(残業なし)
デメリット
・給料が上がりにくい
・頑張って売上しても、あまり給料に反映されない
・勤務時間は完全拘束
・会社によっては夜遅くまで残業がある
業務委託の訪問マッサージ
メリット
・会社員より働き方が自由
・営業、事務作業はないのでマッサージ業務に専念できる。
・収入は売上によってダイレクトに変わる
デメリット
・個人事業主なので経費や年金、社会保険は自身で払う必要がある
・売上が減ると収入にダイレクトに伝わるので収入に差が出やすい
・マッサージ業務の責任は自身にくる
個人経営の訪問マッサージ
メリット
・自分が働きたいようにできる
・社員を雇って自身は営業やマッサージなど選んで仕事ができる
・売上🟰収入になる
・売上にこだわらなければ、出勤日より休日の方が多くなる
デメリット
・営業、事務作業、あらゆる業務を自身でする必要がある
・全責任が自分に帰ってくる
・売上が減るとダイレクトに収入に影響が出る
結論、どの働き方がいいか一概には言えませんが、安定感がある方がいい、より自由な働き方を目指したい、自身の働き方に照らし合わせていくと良いかと思います。
◾️歩合以外で年収を上げる方法は[手当の有無]です
結論:会社から支給される「手当の有無」にあります。
理由は患者さんは入院や病気というのは必ずあり、どうしても休んでしまいます。この時期が長いほど売り上げは減ります。
ですので、歩合による給与は影響が大きいのです。
でも資格手当や役職手当など歩合に限らず支給される手当があれば売り上げ状況に関わらず自身の収入を確保できます。
この手当の充実度合いは社員を大切にする会社なのかを見極めるひとつのポイントにもなります。
どんな資格があるのか?
1:資格手当→(あん摩マッサージ指圧師、鍼灸の資格手当)
2:ケアマネージャーの資格
マッサージ師でこの資格を持ってる人はあまり聞きませんが、ケアマネ営業や治療院の連携がスムーズになるため、治療院側にとって価値が高いです。
3:役職・管理手当
エリアリーダー、分院長、主任など、他のスタッフをまとめるポジションに就くことで発生する手当です。自身の訪問件数を少し減らしてでも、後輩のフォローやシフト管理などのマネジメント業務を担うことで、固定給のベースアップに繋がります。
4:教育・指導手当(経験の還元)
新人スタッフの同行訪問や、技術・接遇の指導を担当することで得られる手当です。
長年現場で培ってきた「患者様とのコミュニケーション術」や「現場ならではのクレーム対応」などの経験が、そのまま収入に変わります。
5:その他:隠れた手当を見逃さない
上記以外にも、運転手当、皆勤手当、家族手当、住宅手当など、治療院によって福利厚生は様々です。
結論としては、月々1~2万円の手当でも、年間を通せば数十万円の差になります。歩合率だけで職場を見るのではなく、どのような「手当」が用意されているかで、長期的な年収は大きく変わります。
【まとめ】
安定して年収を上げるカギは「手当の有無と充実度」
歩合率の高さだけで職場を選ぶと、患者様のお休みなどで収入が不安定になりがちです。あなたの生活を守り、長期的な収入アップを目指すなら**「基本給+どんな手当があるか」をしっかり見極めることが大切です。
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